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杉野 三千男 院長

MICHIO SUGINO

亀田メディカルセンターなどと連携し、
医療情報を共有化し乳がん治療にあたる

大学卒業後、様々な研鑽を積み、良質の医療を提供する一翼を担うべく乳腺外科・内科・消化器内科の『サンクリニック』を開院、院長に。現在に至る。

杉野 三千男 院長

杉野 三千男 院長

サンクリニック

墨田区/江東橋/住吉駅

  • ●乳腺外科
  • ●内科
  • ●消化器内科

少しでも早く乳がんの患者さんを発見したいという想いから

杉野 三千男 院長

現在、亀田メディカルセンターで乳腺センター長をされている福間先生と再会したのがいまから15年ほど前のことです。当時私はあそか病院の副院長として消化器系のガンを専門としていたもですが、福間先生が乳がんの内視鏡手術をされていると聞き、私もこの治療に取り組むようになりました。
日本人の乳がん発症率は年々増加し、現在では16人に1人の方が乳がんになると言われています。少しでも早く乳がんの患者さんを発見し、良質の医療を提供する一翼を担うべく乳腺外科・内科・消化器内科の『サンクリニック』を都営新宿線・メトロ半蔵門線 住吉駅・都営新宿線 菊川駅から徒歩5分の当地で立ち上げることになりました。
誰もが持っている病気を治す力(免疫力)を高め、最先端医療と融合させた心と体に優しい医療を提供していきたいと考えています。

乳がんでより大事なのは手術後の後のケア

杉野 三千男 院長

乳がんの治療は手術だけではありません。あくまで手術は治療のひとつであり、より大事なのはその後のケアとなります。
当クリニックでは亀田メディカルセンターと『PLANETプラネット』というネットワークシステムを介して医療情報を共有化し、その人その人に合った一連の乳がん治療をおこなっています。
術前におこなわれる化学療法を含め、乳がん治療には手術、抗がん剤治療、ホルモン療法、放射線治療がありますが、これらは術後1年ないしは5年間という限りがあります。それを補うものとして当院でおこなっているのが免疫療法と呼ばれるものです。
免疫療法はサプリメントや高濃度ビタミンCにより免疫力を高め、ガン細胞に対する抵抗力を増す効果が望めます。この治療によってガンそのものが消えることはありませんが、抗がん剤治療の効果を飛躍的に高めるなど、一連の治療手段を補完するものとして徐々に認知されてきています。

最新式のアナログ式マンモグラフィーを導入

杉野 三千男 院長

乳がんを発見する方法としてはマンモグラフィー(乳腺・乳房専用のレントゲン撮影)検診やエコー検診(超音波検査)、視触診が一般に知られています。
このうち、マンモグラフィーは触ってもわからないような早期の乳がんはもちろん、“しこり”を作らない乳がんを発見することが出来ます。当クリニックでは被爆線量がデジタル式に比して大幅に少なく、精度にも定評のある最新式のアナログ式マンモグラフィーを導入して検査にあたっています。

乳がんは1センチの大きさになるのに約10年を要すると言われていますが、その一方で2、3mmから1cmになるのに2年かかりますが、その3年後には10cmぐらいの大きさにまで成長します。
患者さんには必ずお話をさせていただくことですが、マンモグラフィー検診をおこなったとしても全てのガンを必ず発見出来るものではありません。全体の約2割は写らないというのが現状です。
しかし、そうだからこそ、定期的に検診を受けていただく必要があります。マンモグラフィーだけでなく、エコーを組み合せていただくのがよりベターと言えるでしょうね。
私どもは日本乳癌学会の認定施設として、またマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が認めた認定医、認証施設として、乳がんの早期発見に力の限り尽くしていきたいと考えています。

患者さんの希望のため、プラスαの治療はあってしかるべし

そもそも人は何故ガンになってしまうのでしょうか?
がん細胞自体は毎日何千という単位で人の身体の中で作られています。それがガンにならないのは免疫機能が作用してがん細胞を潰していくからなんです。それはつまり、老化という現象が免疫機能を低下させることによりガンに至らしめると解釈することが出来ます。
先に申しました免疫療法はその考えに基づいたものであり、体の細胞を若返らせることによってガンの予防を目指し、術後の再発予防、再発治療をおこなっていきます。

抗がん剤治療やホルモン療法といったガンの治療は永久に出来るものではありません。ガンの種類によって抗がん剤が効かないものも存在しますし、たとえ抗がん剤が有効だとしても効かなくなった時点で命取りになります。
その時、どうすれば良いのか。患者さんの希望のため、プラスαの治療はあってしかるべしだと私は思うんです。

これから受診される患者様へ

乳がんの検診を受ける方は良性の方であっても「ガンじゃないのか」と緊張をされるものです。そのため、『サンクリニック』では院内各所にアートセラピーを導入しています。
乳がん検査をおこなうマンモグラフィーに描かれた花模様や天井に配した絵などはその一例です。患者さんの精神的な不安を少しでも取り除き、安心して検診を受けていただければと考えています。

こちらで乳がん検診を受けられた方には「自己検診の仕方」というパンフレットをお渡ししています。ご自分で検診をおこない、「なにかおかしい・・・」と感じたならばすぐにクリニックにお越し下さい。
乳がん治療で一番大事で一番有効なのが早期発見と早期治療です。自己検診を欠かさずおこない、定期的に専門のクリニックで検診を受けることが命を守ることにつながります。定期的に、そして少しでも不安を感じたらお気軽にクリニックに足を運んでいただきたいですね。

※上記記事は2012.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

杉野 三千男 院長 MEMO

  • 趣味・特技:散歩、少林寺拳法
  • 好きな本・愛読書:歴史物
  • 好きな映画:ロッキーシリーズ
  • 好きな言葉・座右の銘:不撓不屈
  • 好きな音楽・アーティスト:中島みゆき
  • 好きな場所・観光地:京都

グラフで見る『杉野 三千男 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION